千葉県我孫子市の不動産情報/株式会社 共立

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土地の買い方・建物の建て方・ローンの組み方・家を売る時

賃貸住まいは損?家賃は無駄!?

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ローンの甘い罠

上手に売る

 

■ ローンの甘い罠・・・


■ 金利にもっと敏感になろう! ■ 頭金を貯めている時間はあるか? ■ よく考えて、空白の5年間!

 

借入のことになると皆さんわりに無頓着な方が多いようです。

自身の購入する土地や建物の値段、坪単価は非常に気にされるのですが、いざ購入となると「借りられればいい!毎月の返済が問題のない範囲なら別にどこの金融機関でもOK!まあしいて言えば、今の給与振込みしてる銀行がいいかな」程度です。

 

中には「融資してくれるところならどこでもいい!とにかくこの金額を借りれるところなら文句は言わない」なんて、これからの返済のことは何も気にせず「家が欲しい!」の衝動にかられて突っ走る方もみえます。

・・・こんな方にはきちんとアドバイスするのですが、ほとんどの方が私から買わなくても他社さんの、売りたいが為の不動産営業から買っていたります。

ちなみに、金利が違うと返済にどれくらいの差がでるのか見てみましょう。

 

例えば毎月7万円を35年間、2%の借入金利で返すと約2,110万円を借り入れたことになります。(ボーナス返済は無し、元利金等返済です。)

でも、金利分を含めて本当はいったいいくら返済しているのか、というとなんと2,935万円も返済しているんです。約815万円は金利です。

しかし、これは2%なんていう低金利の話です。倍の4%になったらどうか?

 

1,580万円しか借りていないことになってしまいます。これでは地方のマンションすら買えません。

先ほどの2,110万円を4%で借り入れたとすると、35年後の総返済額は3,920万円、1,810万円が金利です。

金額として表示されるとびっくりしませんか?これが、3,000万円、4,000万円の借入だったら金利はいったい?
・・・・数字は出ますがここでは言いません。

 

住宅会社、不動産会社の営業マンに「金利が低いから今なら返済もこんな金額で済みます」と、変動金利や3年固定金利を勧められていませんか?
「今がチャンスだ」と、「この時期を逃せばもう二度とこんな金額で家は買えない」と。
「今購入しない者は不動産のことが全然わかってない」みたいに。

 

しかし住宅ローンのような長期に渡っての金利変動は、誰にも予測できません。
私の経験では都市銀行でも過去の金利で年9.48%、住宅ローン専門金融機関では年11%台という時期がありました。
まして不動産のような高額な買い物は、もちろん経済動向や政策、個人の状況もありますが、やはりその人にとっての"縁のもの"的な要素は大きいんです。

 

「あの時無理をしてよかった」もあれば逆もあります。
ただ、意味も無く煽る住宅会社が多いのが気がかりです。

私の仕事としては土地、中古住宅の仲介もしているので、まあそれはそれでと割り切れればいいのですが・・・どうもね。

 

住宅ローンの金利は長期金利に左右されます。

では、長期金利はどういう場合に上がるのかというと、国債が重要なポイントになります。
・国債が大量に供給された時
・国債が大量に売却された時
ようは国債の価値が下落した時です。もちろんこれだけではありませんが・・・。
このあたりの予測が大切になってきます。

 

けれど、私も含めてみなさんも経済評論家でもないですし、プロでも当てるのが難しいのですから正確には予想不可能です。

金利が上がって、景気も回復しても今までのように給料はあがることを期待してはいけません。
そんな状況の中では、ローンの組み方も基本を守るのが一番です。
そう、無理なく返済できる金額を長期固定で組むことです。

 

○年後に一括返済の予定があるとか目途があるのであれば、それを基点にローン選びを考るのも正解です。人それぞれ状況は違いますから。
それ以外で、途中返済の予定が無い、考えなくてよいのであれば、低金利の時期では、長期固定金利をお勧めします。

毎日の生活基盤に不慮の事態は極力避けることが、家計のリスク管理です。

 

その不動産で利益をあげる、商売にするのであればリスクは必然ですが、個人が自分のために「不動産を買う・家を建てる」ことは商売ではないのですから。

 

 

 

 


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